実家の片付け3 不燃ゴミが簡単に出せない

ゴミ出しが出来ないと片付かない

住んでいる場所によってゴミ出し方や分別方法が違うというのは頭にありましたが、自分の住んでいる自治体のゴミ出しがいかに楽だったのか。実家の片付けをやっていて、つくづく実感しました。

私の実家は一応県庁所在地の都市部でそれほどゴミの分別が難しいところではないと思っていました。帰省すれば、普通に週2回燃やせるゴミを袋にいっぱい詰めて出していましたし。

しかし、いろいろ捨てなければいけないものが出てくると、思っていたよりゴミ出しが難しいということに気づいたのです。

鍋や食器などの不燃ゴミが有料回収だった

今や家具や家電などの粗大ゴミを出すのは有料なのはどこの自治体でも同じです。私の実家でも粗大ゴミは自治体の回収場所に持ちこむか、事前に申し込んで家まで取りに来てもらうしかありません。値段も東京23区と似たようなものだと思いました。

しかし実家のゴミの出し方でびっくりしたのが、食器などの陶器、鍋やフライパン、大きめのプラスチック製品、靴やカバンなどの革製品など。片付けで大量に出てしまうこれらの不燃ゴミが有料でしか回収してくれなかったことです。
これらのゴミは指定の有料ゴミ袋に入れてセンターに持ち込むか、電話やネットで回収を依頼しなければならないのです。つまり粗大ゴミと同じ扱い。自家用車があればまだ持っていけるのですが、それにしても面倒です。

捨てるのがかなり面倒なので、これでは捨てられずに溜め込んでしまうのも仕方ないなと思ってしまいました。

私の住んでいる自治体では、月2回燃やせないゴミの日があって食器や鍋などは定期的に捨てられるし、革製品やプラスチック製品は燃やせるゴミに出してしまえば大丈夫です。ゴミ出しの手間だけでこんなに違うのかとびっくりしてしまいました。

結局リサイクル屋にまとめて持って行ってもらう

私が実家に帰って片付けられる日数も限られているのに、自治体にゴミ回収を頼んでいると結局ゴミ袋が家にたまってしまいます。粗大ゴミ用の袋にいっぱいに入れたら同じ値段なので、袋の数もどのくらいになるかも分からない状態です。

結局、少しお金がかかっても何でも回収してくれるリサイクルショップに鍋やフライパンなどのゴミは粗大ゴミと一緒にはまとめて持って行ってもらうことにしました。
それでも次から次へと不用品が出てくるので、1回ではすみませんでしたが。移動ついでにタクシーでゴミを運んだりしたこともありましたし、とにかく「捨てる」のが大変でした。

実家の片付けをする前にゴミの出し方を調べておいた方がいい

実家の片付けでは、まず実家の自治体のゴミの出し方を事前にしっかり調べておくことが大切だなと実感しました。

今はインンターネットで自治体のホームページで調べることが出来るから便利ですよね。

しかし1人暮らしの高齢者の自宅がゴミ屋敷になりやすいのは、ゴミが出せないという問題も大きいと思います。自治体の方もゴミの量を減らすのに大変で、ゴミ出しがどんどん厳しくなっているし、いろいろ難しい問題だと感じています。

これからは高齢者世帯向けのゴミ出しに関する民間サービスが増えていくのかもしれませんね。

 

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